独占
生産物市場における独占企業の価格及び生産量の決定について、完全競争市場との違いに言及しながら、図を用いて説明せよ。(平成27年)
(一問一答から)
[148] 独占市場において企業は、製品の価格を自由に設定できる価格支配力を持つ。このような仮定を( プライス・メーカー )の仮定とよぶ。
[149] 生産量を1単位増加させたときの総収入の増加分を( 限界収入(MR) )という。
[150] 独占企業の利潤最大化条件。独占企業は、( 限界収入(MR)=限界費用(MC) )となるように↓
[151] ↓( 生産量 )を決定する。
[152] ↓これがすべて消費されるように、需要曲線上で( 価格 )が決定する。
↓ 文章化
- 独占市場において企業は、製品の価格を自由に設定できる価格支配力を持つ。このような仮定を( プライス・メーカー )の仮定とよぶ。
- 生産量を1単位増加させたときの総収入の増加分を( 限界収入(MR) )という。
- 独占企業は、( 限界収入(MR)=限界費用(MC) )となるように( 生産量 )を決定する。
- 利潤最大化の条件の理由を示すとより丁寧な答案になる。
- そして、これがすべて消費されるように、需要曲線上で( 価格 )が決定する。
(書き足す内容)
- ( 完全競争市場 )における生産者の利潤最大化条件は、( 価格=限界費用 )である。( 限界費用 )とは、財の生産を1単位増加したときの総費用の増加分である。←これを書けばより丁寧だが、「完全競争市場では企業はプライス・テーカーになること」に言及できていればよい。
- 限界費用の定義を示す。
- グラフを描き、横軸に取引量、縦軸に限界費用、限界収入、価格をとる。
- 需要曲線を描く。
- 限界収入曲線が需要曲線の下方に位置することに言及する。
- 独占企業の取引量と価格(独占価格)に言及する。
- 完全競争市場の取引量と価格に言及し、独占企業の場合と比較する。