完全競争市場の利潤最大化条件

完全競争市場の利潤最大化条件

完全競争市場における企業の利潤最大化の条件について、図を用いて説明せよ。(平成17年)

(一問一答から)
[098] 財の生産を1単位増加したときの総費用の増加分を( 限界費用 )という。
[099] ↑を求めるためには、総費用関数を( 生産量で微分 )する。
[100] 利潤最大化の条件は( 価格=限界費用 )である。
[101] ただしこれは、( 完全競争市場 )における生産者の利潤最大化条件である。

↓ 文章化

( 完全競争市場 )における生産者の利潤最大化条件は、( 価格=限界費用 )である。( 限界費用 )とは、財の生産を1単位増加したときの総費用の増加分である。

(書き足す内容)

  • 完全競争市場の条件を示す。←必要
  • 利潤最大化条件が「価格=限界費用」となる理由について、微分を用いた数学的な説明か、定義を用いた説明をする。←なくても可。
  • グラフを描き、横軸に生産量、縦軸に総費用と総収入をとる。
  • 逆S字型の総費用曲線を描く。
  • 総収入曲線として、原点から右上がりの直線を描く。総収入が、「生産量×価格」であることに言及する。
  • 総費用と総収入の差が最も大きくなる生産量で、利潤が最大となることを示す。
  • その生産量で、総費用曲線に接線を引き、それが「限界費用」をあらわしていることに言及する。
  • その生産量で、限界費用と価格(総収入曲線の傾き)が一致することを示す。
  • 「価格=限界費用」となる生産量は2か所あるため、利潤が最大となるのは、「限界費用が逓増する」ときであることにも言及する。

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